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2015年7月5日日曜日

ツィプラス首相のドヤ顔

投票所で、さっそく「NO」の一票を投じるツィプラス首相。1分20秒ぐらいからの表情に注目(笑)



「世界のみんな!俺が主人公だぜ!!」
って感じですね

ツィプラス首相が率いる政党ΣΥΡΙΖΑ(SYRIZA、スィリザ)は、財政緊縮に対しては反対の立場をとっており、基本的な姿勢は反EUでもあるといえます。

緊縮財政が続いていたギリシアでは住民の不満も高まっており、そういった気運の中でスィリザが勢力を伸ばし、ツィプラスが首相に就任しました。


きのう4日時点の事前調査によれば、国民の間では「YES」と「NO」の間でかなり意見が割れているようで、選挙の結果もかなり拮抗したものになりそうです。

ギリシャ国民投票、賛成44%・反対43%=イプソス世論調査 | Reuters

「NO」が多数になるという結果も十分にありそうです。

観光スポットとしてこのブログでも紹介しているシンタグマ広場では、毎日のように大規模なデモが行われているようです。

ドローンで撮影された緊縮財政反対デモの様子



広場の周囲は車道なのですが、完全に通行止めにしてデモをやっているみたいです。

下は自分で撮った写真ですが、このアングルの写真が先月ぐらいからニュースサイトでも毎日のように掲載されるようになりましたね(笑)

ギリシャの経済危機について:概略

きょう7月4日にギリシャで行われる国民投票について、世界的に注目が高まっています。

この投票が何を意味するのか、また一連の債務危機がどんなものなのか、整理したいと思います。


まず債務危機について。
そもそもの発端は、 それまで隠蔽されていた財政赤字が2010年ごろに明らかになったことです。
それまでのギリシャは、いわば虚飾決算を続けていたわけですが、ふたを開けてみれば実際には多額の借金があることがわかったのです。

これにより、ギリシャという国の信用が低下し、国債の価値が暴落。
国債の価格が低下すると、利回り(利息)は上昇しますから、借金を返すのがどんどん苦しくなりますね。

それ以来ずっと、国際的な支援を受けながらギリシアは財政再建に取り組んできました。
ところが国の財政状況はいつまでたっても良くならない。借金も減らない。

すでにギリシャは、借金で借金を返すという状態に陥っており、国外からの金融支援(つまりは借金)がなければ債務の返済を続けることができないという状況です。


(最初は消費者金融でお金を借りていて、返せなくなってきたから闇金からも借りるようになったんだけど、だんだん金利を返すだけで精いっぱいになってきちゃってもう首が回らない・・・というウシジマくんみたいな状態ですね?!)


外からの短期的な支援を繰り返し受けていくことができなければ、月末が期限の債務を返済することもできないような状況ですから、いつ債務不履行(デフォルト)が起きてもおかしくない。

というより、すでに債務不履行(借金の踏み倒し)が起きているようです。
ギリシャの対ユーロ圏債務はデフォルト、EFSFが認定 (ロイター)


そのような状況の中、欧州の債権者たちは、次回の金融的な支援を行う条件として財政の緊縮を実施するようギリシャに対して求めています。
具体的には、公務員の削減や、年金支給額を減らすことなど。
国の支出を減らすことを約束するなら、金を貸してもよいということです。

これに対する賛否を問うのが今回の住民投票です。

緊縮案に賛成するのであれば、次の金融支援を受けられる見込みがつき、なんとかデフォルトを回避できるかもしれない。

逆に、緊縮案に反対すれば、金融支援を受けられず本格的なデフォルトとなり、 もはやユーロ圏内にとどまることができなくなる可能性があります。

ギリシャは通貨としてユーロを使用することができなくなり、かつての自国通貨であったドラクマを再び使用することになります。

シンタグマ広場

ギリシャ旅行、アテネ観光で起点となる場所が、このシンタグマ広場です。

アテネ空港から市内に入るときは、ほとんどの人がシンタグマ広場行きのX95番というバスで移動すると思います。また、地下鉄の乗り換え駅でもあるため、滞在中にも通ることが多い場所です。

広場の周りには、デパートや高級ホテル、銀行、カフェやレストランが立ち並んでおり、アテネ市内では一番の中心街です。

下の写真のように噴水があって、公園のようになっています。
それほど大きな場所ではないですが、海外からの観光客や地元の家族連れなどいろんな人たちがくつろいでいる憩いの場所という雰囲気。


写真の奥、広場の向こうに見える建物はギリシアの国会議事堂です。


階段を上がって大通りを渡ると国会議事堂の前に出ますが、ここは観光スポットでもあるため常に記念撮影をしている人がいるし、団体の観光客も見かけます。動画をアップしてみました、雰囲気がよくわかると思います。



議事堂の前にはギリシャの民族衣装を着た衛兵が立っており、決まった時間に衛兵の交代式があるのでそれを目当てに来る人も多いようです。



人形みたいに見えますが、現役の軍人さんらしいです。隣でピースして記念撮影してる人とかもいましたが、あくまで無表情で直立不動でした(笑)


衛兵の後ろの壁に、横たわる人の絵と文字が彫られていますが、これは「無名戦士の碑」と呼ばれるものです。

20世紀のギリシャは政治的に不安定であったため、近隣国との戦争だけでなく内戦も多く起きており、亡くなった人も多かったようです。