ギリシャ首相辞職、総選挙で政権基盤強化狙う (Reuters)
・・・といっても、総選挙を目指した辞職であって、あくまで再選を目論んでのことですが。
Twitterも更新されています。
Shortly, I will submit my resignation, as well as the resignation of my Government, to the President of the Republic. #Greece
— Alexis Tsipras (@tsipras_eu) 2015, 8月 20
このブログで散々ネタにしてきたツィプラス首相ですが、ギリシャ国内での人気は高いようです。
世界に向けて言いたい放題、挙句の果てに国民投票まで実施して債権団にアッカンベーをして、うまいこと国民のガス抜きをしつつ、情勢がヤバそうだとみると一転して緊縮策の受け入れへ方針転換。
なんだかんだで当面のユーロ圏残留を達成してしまいました。
めちゃくちゃなように見えても、本当に大事な局面では理性的な判断をしてたりして、この人なかなか優れた政治家なのかもしれません。少なくとも、いまのギリシャにはこういう人物が必要なのかもしれませんね。
実際、本人としても再選は確実と考えて今回の辞職に踏み切ったようです。
ところで、それとは別に今週は金融市場で大きな動きがありました。
週の後半から中国の株安、また金曜に発表された中国のPMI指数も大幅に悪化しており、日経平均株価は久々に2万円台を割り込み一気に下落。ダウ平均も大幅な下落となって、世界同時株安の様相を呈しています。
また、これを受けて為替もドル安の動き。124円台で推移していたのが、122円前後まで一気に下落。下がっている途中に、ちょこちょこ逆張りで買いポジションを入れたりしていたのですが、あまりの下げで損切りしたのでだいぶマイナスが出てしまいました・・・。
中国に関しては、天津の爆発事故など悪いニュースが続いていてかなり見通しが暗くなってきましたね。株はもうだめかもしれないです。
為替は、9月ではないとしてもアメリカの利上げはいつか行われるので、待っていれば上がってくるのではないかと思うのですけど。
ちなみに、この世界同時株安のさなか、ユーロは上がってきています。他の通貨が全部下がっているので、相対的に浮上ってことですかね(笑)
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